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米国ハワイ州下院議会はこのほど、2007年にノーベル平和賞を受賞した国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)参加者であるベトナム国籍のグエン・ヒュー・ニン博士に、名誉証書を授与することを決定した。22日付VOVオンラインが報じた。
この証書は、ニン博士が環境科学分野で達成した研究成果や教育、専門書の執筆、国際的な科学組織への協力、地球的な気候変動が環境に与える影響に関する啓蒙活動などを高く評価し、その類いまれな貢献を称えるものだ。
ニン博士はベトナム人科学者としてただ一人、IPCC第4次評価報告書(2007)の作成に参加した。この報告書は3部の報告書から成り、ニン博士は第2作業部会報告書(影響・適応・脆弱性)の執筆に加わった。
ニン博士は現在、ハノイ国家大学の高級教員・研究員で、ハノイにある環境研究教育・開発センター(CERED)の所長を務めている。