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ホーチミン市国家大学は21日、ホーチミン市人民委員会との会合で、グエンバンチョイ通り及びナムキーコイギア通りにおいて交通渋滞緩和のための技術応用プロジェクトを発表した。このプロジェクトは「2013年~2020年におけるホーチミン市交通渋滞緩和のための技術ソリューション開発プログラム」の一環として実施される。21日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
計画によると、路線バス160台にカメラを設置し、バイク1000台にGPS装置を搭載することで、交通管制センターが交通状況を把握し、通りに設置される電光掲示板に渋滞状況が表示される仕組みを構築する。これにより、渋滞になっている地域が分かりやすくなり、車両が渋滞している通りを避けることによって、渋滞そのものが緩和されるようになる。このプロジェクトにかかる費用は110億ドン(約5000万円)の見込みで、年内には試験的に実施されるという。
ホーチミン市交通運輸局は現在、グエンバンチョイ通り、ナムキーコイギア通り、ファンディンジオット通り、コンホア通り、チュオンチン通りなど14か所に電光掲示板を設置している。