(C)Dan tri |
インターネット検索大手の米グーグルのソフトウェアエンジニア、ニール・フレイザー氏は自身のブログで、ベトナムの生徒達のコンピューティングに関する知識レベルの高さに驚いたと記し、「ベトナムの高校2年生ならグーグルの入社試験にパスできるだろう」と述べている。22日付ザンチー紙(電子版)が報じた。
フレイザー氏は最近、中部ダナン市タインケー区の学校を訪れ、小学2年生から高校2年生までのコンピューティングに関する授業を視察した。小学3年の生徒達はブラインドタッチでキーボードを打ってマイクロソフト・ワードを使いこなし、小学4年の生徒達はプログラミング言語「LOGO(ロゴ)」を学んでいた。
高校2年の教室では、プログラミング言語「Pascal(パスカル)」の練習問題に取り組んでいた。フレイザー氏は帰国してから自社のエンジニアらに、練習問題のレベルを評価させたところ、グーグルの入社試験問題の最高難度に匹敵するものもあったという。
フレイザー氏の意見に対して、「特に優秀な生徒達の授業を見ただけ」との批判もあるが、ベトナムの教育が世界水準のソフトウェアエンジニアを生み出していることは確かなようだ。