(C)Gafin、ハーバード大学 写真の拡大 |
米ハーバード大学が、北中部クアンチ省フオンホア郡ケーサイン町に大学を設立する意向を示している模様だ。ホーチミン市バンハイン大学の教員レ・マイン・タット博士が18日、同省人民委員会のグエン・ドゥック・クオン主席と面会した際に明らかにした。20日付ガフィンが報じた。
タット博士によると、ハーバード大学にはケーサイン町に大学やその他の施設を建設する計画があり、視察団の派遣を予定しているという。これに対しクオン主席は、視察団の訪問を歓迎するとし、同省での視察に便宜を図る考えを示した。また、同大学が他の米国の投資家に同省の教育部門への投資を呼び掛けることへの期待を表明した。
ハーバード大学は米北東部マサチューセッツ州ケンブリッジ市に本部を置く私立大学で、1636年に設立された米国で最古の高等教育機関。同大学の卒業生にはオバマ米大統領をはじめとする多数の政治家、マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏、フェイスブックの創設者マーク・ザッカーバーグ氏、国際連合事務総長の潘基文(パン・ギムン)氏などがいる。
※最終更新:2013年3月22日12:52JST