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東南部ビントゥアン省ファンティエット市ムイネー地区グエンディンチエウ通りにあるレストラン「ゴールデンサンド」は、ベトナム人が経営しているにもかかわらず、ベトナム人お断りの方針を掲げている。これに対し、差別的と批判する声が高まっている。7日付ザンチー紙(電子版)が報じた。
この店では2~3年前から、ベトナム人は事前に予約しないとレストランに入らせず、土産物の販売は外国人に限定している。オーナーのギエム・フック氏は、「ベトナム人は性格が悪い」ので彼らを相手に商売したくないと話す。
批判の声を受けて、同省人民委員会のグエン・タイン・タム副主席は、各関連機関に行政検査を行い報告するよう指示したことを明らかにした。タム氏は「フック氏が過ちを認めず方針を改めない場合は、事業停止措置もあり得る。まず、人々に陳謝しなければならない」と述べた。
国会文化教育青少年児童委員会のダオ・チョン・ティー主任は、「フック氏の行為はベトナム人である自分自身をも軽視していることを意味する。事業停止措置については法規に基づいて慎重に行わなければならないが、人々からの批判が既に社会的制裁になっている」と語った。
※最終更新:2013年3月11日20:54JST