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中部高原地方ダクノン省のザーギア町とクロンノ郡を結ぶ省道4号は、約3000億ドン(約13億円)を投じて建設され、2012年6月から各区間が順次開通した。しかし、早くもあちこちで陥没や舗装の剥がれなどが発生しており、現在補修作業が行われている。27日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
省道4号は全長111キロ。ザーギア町から第52峠までの区間の総工費は1660億ドン(約7億5000万円)、第52峠からクロンノ郡までの区間の総工費は1120億ドン(約5億円)で、それぞれダクノン省交通運輸局と交通運輸省が投資主体となり、施工と工事管理を請負会社に委託した。しかし、工事完了後に計17.1キロの区間で舗装の剥がれや陥没などの損傷が確認され、走行に危険を及ぼすほどの深い穴がある箇所もあった。
同局によると、原因は請負会社が責任を怠り、監督者が現場に不在など工事の過程を適切に管理しなかったためだという。また、この省道ではダンプトラックの交通量が非常に多いことも原因の一つに挙げている。