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保健省の人口・家族計画化総局は25日、新生児の男女比率が男児に偏りすぎていることを解消するため、女児出産に対する補助金支給を提案した。26日付バオモイが報じた。
具体的には、2人っ子政策の範囲内で女児を出産した場合には補助金が現金で支給され、2人目の女児を出産した場合には、第2子について健康保険、学費などの優遇策を導入。また、高齢出産で女児を出産する場合も、優先して社会保障制度が受けられるようにする。
なお保健省の統計によると、2012年の男女出生比率の全国平均は女児100に対し男児112.3であった。中には男女比が130:100を上回る地域もあり、このまま対策を講じなければ、20年後に結婚適齢期の男性が300万人売れ残ることになると言われている。