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建設省によると、廃棄物回収率は都市部で83.5%、農村部の町で50%~60%、農村部の村では20%~30%と低い水準になっている。24日付ハノイモイ紙(電子版)が報じた。
農村部における廃棄物処理方法は「埋め立て」と「焼却」で、手作業により処理されている。ゴミ集積場の大部分は屋外で、未処理のまま計画性もなくゴミを置き去りにしている状況のため、周辺の環境や水源の汚染が問題となっている。
同省の統計によると、現在全国に22か所の廃棄物処理場があり、うち10か所は海外の技術を適用している。現在の処理能力は1日当たり合計4000tだが、新たに25か所の処分場建設が進められており、処理能力は1日当たり8000tに向上するという。
なお、全63省・市のうち、廃棄物処理計画を作成・承認しているのは僅か26省に留まっている。