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路上で交通違反者の車両を停止させ、罰金処分を科すことのできる交通警官に水色の身分証明カード着用を義務付ける公安省の通達が1月1日より施行された。交通警官が職権を乱用し、不正に車両を停止させる行為を防止するのが狙いだ。VNエクスプレスが報じた。
この通達によると、路上で交通違反者に罰金を科すことができるのは、適切な訓練および試験を経て資格を得た中級以上の警官に対して発行される水色の身分証明カードを身に着けた交通警官のみとなる。カードを着用していない交通警官は、交通違反を発見した際、違反者の車両を停止させることはできるが、罰金処分等の実行については資格のある警官に引き渡さなければならない。
そのほか、交通警察は罰金額20万ドン(約870円)以下の軽微な交通違反については、違反者の車両や運転免許証を没収してはならないと規定された。また、従来の交通警察ができなかった路上での強盗逮捕といった交通関連以外の犯罪への対応も可能となり、現在必要な訓練を実施している。