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ホーチミン市人民委員会はこのほど、市内での浸水・洪水を抑制し、生活用水の貯水も兼ねた調整池の建設について検討するよう関連局に指示した。20日付VNエクスプレスが報じた。
ホーチミン市内における大潮の際の浸水問題について専門家の多くは、ホーチミン市郊外に水量を調節する調整池を建設する必要があると述べている。また、ホーチミン市の給水源であるドンナイ川とサイゴン川が汚染された場合、調整池が重要な役割を果たすことになるという。ホーチミン市人民委員会は同市の水源を確保するため、ザウティエン・フオックホア湖(タイニン省)及びチアン湖(ドンナイ省)からの水源確保を研究するよう提案している。
ホーチミン市交通運輸局によると、ホーチミン市浸水抑制プログラム推進センターは、潮の干満の影響が大きい地域の一つトゥードゥック区における調整池建設を研究している。ホーチミン市人民委員会は同センターに対し、調整池の早期建設を促進するよう指示した。