(C)Dan tri, フーコック・リッジバック 写真の拡大 |
犬のブリーダーらが集うベトナムケネル協会(VKA)のリー・グエン・コン副会長は20日、12月29~30日にホーチミン市でベトナムで初めての国際美犬コンテストを開催すると発表した。この期間にアジア地域と世界を対象とした2つのコンテストの他、国内レベルの3つのコンテストも実施する。20日付ザンチーが報じた。
コン副会長によると、国内レベルの3つのコンテストのうち2つはフーコック犬のみを対象とするもの。VKAはフーコック犬を世界に紹介し、背中に逆毛のあるリッジバック種の純血種として認められることを最大の目標にしており、今回のコンテストをその機会にしようと意気込んでいる。
VKAによると、フーコック犬は19世紀末にフランス人によって発見され、世界で最初のリッジバック種と見られていたが、その後戦争の混乱の中で忘れ去られた。リッジバック種としてはローデシアン・リッジバックやタイ・リッジバックが知られている。
コン副会長は「フーコック犬が国際的に純血種と認められれば、国際コンテストにも参加できるようになる。犬の価値が高まり、輸出することもできる」と期待を膨らませている。