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ホーチミン市文化スポーツ観光局は、結婚披露宴を開催するレストランなど60以上の施設を対象とした、「結婚披露宴開催の条件」に関する意見聴取を行った。4日付バオモイが報じた。
同局は、偽装結婚目的で披露宴を開催するケースがあることを踏まえ、披露宴の予約時に結婚登録証明書の提示を義務付けるという内容を挙げたが、参加者からは反対意見が相次いだ。
9区在住のハウ氏は、「レストランはあくまでも民間企業に過ぎず、行政機関のように顧客の個人情報を検査する権限はない。証明書の提示を求めるようなレストランは利用したくない」とコメント。
また、タンビン区ドンフオン2レストラン個室予約部のバン部長は、「披露宴開催に証明書を要求するのであれば、誕生パーティ−も出生証明書が必要なのでは」と疑問を投げかけた。
3区パークロイヤルホテルのウエン営業部長は「国際カップルの場合、海外で正式な披露宴を行う前にベトナムで顔合わせ程度の小さなパーティーを行うケースもある。また披露宴は良い日取りを選んで行うため、証明書取得日より前に開催することも多く、出席者は登録済みかどうかなど全く気にしていない」と実施に強く反対した。