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科学技術省と国際原子力機関(IAEA)はハノイ市で5日、ベトナムにおける原子力発電発展のためのインフラ評価セミナーを開催し、関連省庁の代表とIAEAの原子力発電インフラ評価作業団が参加した。5日付ベトナムプラスが報じた。
レ・ディン・ティエン科学技術次官は、東南部ニントゥアン省での原子力発電所建設案件の準備状況について、核査察や安全保障面での進展はあったが、人材、法整備、建設地の評価などいくつかの面でまだIAEAの要求に応えることができていないと述べた。
IAEAのパク・ジョンキュン(Park Jong Kyun)原子力発電部長は、ベトナムは現在原子力発電インフラ整備の第2ステージにあるとし、初めて原子力発電に取り組もうとする国にとっては極めて重要で困難な時期を迎えていると述べた。
14日までのセミナー期間中、IAEAとベトナム側の専門家らは、環境保護、原発事故対応計画、法整備、人材、放射性廃棄物などに関するIAEAの評価基準に基づいて協議を行う予定だ。IAEAはこの結果を踏まえて、ベトナム政府に勧告を出すことにしている。