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農業農村開発省は、狂犬病などを予防する対策の一環として、地域内の犬猫飼育頭数と飼育世帯数を調査するよう、地区・村レベルの人民委員会および省・郡の獣医当局に指示した。ザンチーが報じた。
この他、農業農村開発省は、都市部や人口密度の高い地域で放し飼いにされている犬猫や病気にかかっている犬猫を捕獲するための特殊部隊を発足するよう、各レベルの人民委員会に指導した。地方当局は捕獲した犬猫を3日間、施設で管理する。期限が過ぎても飼い主が引き取りに来なければ処分する方針だ。
なお、今後、犬を飼育する場合、飼い主は地方当局に届け出て、登録番号を取得することが義務付けられる。また、農業農村開発省は全国の飼い犬の予防接種率を80%に引き上げ、狂犬病による死亡者数を30%削減することを目標に掲げた。