(C)Dan tri, 待合室のホステス嬢たち 写真の拡大 |
ハノイ市バーディン区キンマー通り界隈では夜8時頃になると、主に日本人客相手のラウンジやカラオケ店のホステス嬢らが、店の前で客引きする姿を見ることができる。ある店のホステス募集に応募して繁盛のワケを探ってみた。23日付ザンチーが報じた。
採用された新人は、まず簡単な日本語の挨拶から学習する。接客の仕方も、客の隣に座る姿勢から笑顔の作り方や酒の注ぎ方に至るまで、細かい指導を受ける。そうしている間にも、交代で客引きに立ち、接客の仕方を実地で覚えていく。
店を管理する「ママ」との合意では、最初の月給は180万ドン(約7140円)。ただし客から指名を受ければ1回に付き3万ドン(約119円)、飲み物の注文を取る毎に3万ドンが加算される。記者は最初の夜から接客を試され、合格点をもらえたようだ。
先輩格の女性は新人達にこうアドバイスする。「ここの月給は高くないけれど、収入を高める方法がいくつもある」。それには何よりも客から選ばれ、次回の指名につなげること。服装も化粧も男性好みに合わせ、客から電話番号を聞き出し自分からこまめに連絡することだという。ちなみにこの店のナンバー1ホステスは、笑顔のかわいい20歳の女性だった。