国会国防・安全保障委員会のホー・チョン・グー副主任は、現在18歳の成人年齢を16歳に引き下げるべきと主張している。この問題について話を聞いた。5日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
――この主張のきっかけになったのは何ですか。
東北部バクザン省の貴金属店で2011年8月に起きた強盗殺人事件で、レ・バン・ルエン(18歳)が3人を殺害した容疑で逮捕された。我々はこの暴力に無力を感じている。さらに心が痛むことには、インターネット上で同容疑者を英雄扱いする動きがある。16~18歳の少年には刑法の最高刑が適用されないのを知っているので、逮捕されても薄笑いを浮かべる少年犯罪者もいる。
――政府の報告によると、少年犯罪が急増しています。この状況をどう見ていますか。
この5年間で約4万9000件の少年犯罪が摘発され、7万6000人余りが逮捕された。彼らが手を染める犯罪は窃盗から強盗、殺人、汚職の手助け、ハイテクを利用した犯罪など様々だ。組織的で武器を使用する犯罪も増えている。