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ハノイ市ホアイドゥック郡のドゥックトゥオン村とドゥックザン村からは、市内で消費される量の70%強に相当する1日当たり4~5tの犬肉がレストランや居酒屋などに供給されている。しかし、その検疫や原産地に関心を持つ人はほとんどいないようだ。29日付タインニエン紙(電子版)が報じた。
ドゥックザン村の食肉処理場のチン・バン・カイ所長によると、食用の犬は数年前までは国内で調達していたが、消費量の増大に伴いタイ、ラオス、カンボジアで安く買い付けるようになったという。
ドゥックトゥオン村のある犬肉供給業者は、ほとんどの処理業者が出所不明の犬も購入していると明かした。この中には野犬、盗まれた犬、毒を盛られた犬なども含まれる。毒が消費者の健康に影響を及ぼす可能性については無関心だ。ある食肉処理場では、やせ細った犬を処分した後しばらく放置して膨張するまで待ってから丸焼きにしていた。
ドゥックザン村保健所のレ・バン・ハイ所長は、食品衛生安全や検疫業務について尋ねられた際、明確に説明できなかったばかりか、発行したという検疫証明書の開示要求にも応じることができなかった。