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東南部タイニン省でこのほど、タームン族をベトナムの55番目の民族とするかを話し合う会議が行われた。タームン族は現在、スティエン族の一部とされているが、多くの民族学者が2つの民族は異なるとの認識を示している。12日付ダットベト紙(電子版)が報じた。
こうした専門家の意見を受けて、民族研究委員会のロー・ザン・パオ博士は、今後5年間で実施する調査・研究結果に基づき、政府に意見書を提出する方針を明らかにした。
タームン族は、東南部のビンズオン省、ビンフオック省、タイニン省などに居住している。2009年の統計資料によると、タイニン省には1680人のタームン族がおり、彼らの文化は文字を有していないという。