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2011年に韓国人男性と結婚したベトナム人花嫁の数は7636人に上り、初めて中国人花嫁の数(7549人)を上回った。10日付VNエクスプレスが報じた。
朝鮮日報によると、韓国人男性と結婚した外国人花嫁の国籍は2002年時点で、◇中国:7023人、◇フィリピン:838人、◇日本:690人、◇ベトナム:474人だった。この統計によると、韓国人男性と結婚するベトナム人花嫁の数は10年の間に16倍に増加したことになる。
韓国に渡るベトナム人花嫁の数は2007年に韓国人の夫によるベトナム人花嫁惨殺事件が発生したことを受け、一時的に減少した。しかし、2010年には9000人近くまで増加し、中国とほぼ肩を並べた。
韓国社会問題研究所の専門家は「韓国人の夫とベトナム人花嫁の間には年齢の差がある場合が多い。そのため、今後は若いベトナム人花嫁が年老いていく夫とその家族の面倒をみなくてはならなくなる。そのときに備えて、研究所ではベトナム人花嫁向けの職業訓練コースや社会福祉コースを開講している」とコメントした。