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グエン・タン・ズン首相はこのほど、「2012年~2015年の気候変動対策国家支援プログラム」を承認した。プログラムでは、国民に気候変動の影響に関する知識を広めることに主眼を置いている。17日付サイゴンザイフォン紙(電子版)が報じた。
具体的には、学生の75%、国民の50%が気候変動に関する正しい知識を持つよう指導していく。この他、気候変動対策の立案や洪水警報マップの作成、洪水被害防止の研究なども進めていく。
同プログラムは資源環境省が管理し、国家戦略として策定する。プログラムの総費用は1兆7700億ドン(約67億円)。この内、8500億ドン(約32億円)は海外からの融資や支援金を充てる方針。