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ハノイ市トゥーリエム郡フーミー住宅区にある「N01マンション」の水道水から許容量の30~40倍のヒ素が検出され、住民らが事業主に対し、水源を早急に切り替えるよう訴えている。12日付VNエクスプレスが報じた。
住民によると、同マンションでは水道の供給源として地下水を使用しているが、頻繁に濁った水が出てくるなどの苦情が出ていた。住民らが水道の水質を検査したところ、許容量を大きく上回るヒ素が検出されたため、住民らは水道会社から水を各自で購入しなければならない状況が続いている。
事業主のハノイ不動産株式会社は、住民らが調査した結果は正確性に欠けると反論し、双方の主張が対立している。
なお、ハノイ不動産株式会社は、同マンションの水源を地下水から国営水道システムに切り替えることに同意した。9月20日にはソンダー浄水場による水道の供給が始まった。
※最終更新:2012年9月26日