ハノイ市市場管理局は8月初め、同市タインオアイ工業地区にある台湾系企業がバイク部品の偽造品を製造していたとして摘発した。同局は、日本ピストンリング(NPR)などのブランド名が彫られた多数の偽造品を押収した。ファップルアットサーホイが報じた。
この他、同市公安は8月上旬、大量の偽造バイク部品を輸送中のトラックを摘発した。これらの偽造品は、正規品よりも安値で取り引きされており、安いものに目がないというベトナム人消費者からの需要が高いという。
しかし、品質の問題などから、安全とは言い難く、最悪の場合、交通事故発生の要因になる可能性もある。こうした偽造バイク部品は国内市場に広く流通しており、取締りの強化が叫ばれている。