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FPT情報通信[FPT]傘下FPT大学の学長で、私立大学・短期大学協会(VIPUA)の副理事を務めているレ・チュオン・トゥン氏は、11日に開催された「ベトナムの情報通信環境と学校教育の刷新」と題したシンポジウムで、ベトナムの学校教育制度は抜本的な構造改革が必要との見方を示した。12日付ICTニュースが報じた。
同氏は、現行の学校教育制度で定められている◇小学校5年、◇中学校4年、◇高等学校/高等専門学校3年、◇短期大学2~3年、◇大学4年を短縮する案を発表した。
具体的には、中高教育を一括して修了期間を4年とし、大学教育も3年に短縮する。それに代わり、大学入学希望者から成る2年間の予備大学を設ける。これにより、高等教育の修了者の年齢は15歳に、大学教育の修了者の年齢は20~21歳となる。
同氏は、若者が早く社会に出ることで、若い労働力が増加し、より長く社会発展に貢献できると強調している。