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ホーチミン市人民委員会はこのほど、同市警察に対し関連部局と共同で、自動二輪車と自動三輪車の使用期限規制案を作成するよう指示した。しかし、一律的な規制に疑問を投げ掛ける意見も少なくない。7日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
レ・マイン・フン交通運輸次官は、同省もこの問題について検討しているとした上で、「バイクを生計の手段にしている貧困層も多い。使用期限の規制は必要だが、規制した場合の影響を考慮しなければならない」と述べた。
ホーチミン市工科大学のファム・スアン・マイ准教授は、新車なら規制は容易だが、エンジンや車体を交換している場合の規定も必要になると指摘、また使用年数ではなく走行距離に基づいて規制すべきとの考えを示した。
ベトナム登録検査局のチン・ゴック・ザオ局長とホーチミン市交通運輸局のズオン・ホン・タイン副局長は、重要なのは大気汚染を引き起こす排気ガスを規制することであり、古いバイクでも排気ガス基準を満たしていれば使用を認めるべき、と一律的な使用期限規制に慎重な態度を示している。