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ホーチミン市の人口は2015年までに860万人、平均寿命は75.9歳になると予想されている。現在の同市の人口は740万人、平均寿命は75.1歳。これに加えて、100万人以上の労働者が同市で生活しているという。3日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
同市人民委員会は31日に発表した「2015年までのホーチミン市における人口および健康・出産に関する計画」の中で、同市の人間開発指数(HDI:人々の生活の質や発展度合いを示す指標)を今後も全国トップクラスの水準を維持することを目標に掲げた。なお、2009年の調査で同市は全国63の省・都市中3位に就けていた。
同市人民委員会によると、同市の人口(長期滞在者含む)は毎年平均で3.5%増加している。また、中心部周辺の各区・郡の都市化は著しく、地方からの人口流入が続いていることから、人口管理が困難な状況にあるという。