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外務省領事局は17日、アフリカ東部ソマリア沖で2010年12月25日に海賊に拿捕された台湾漁船の乗組員26人(中国人13人、ベトナム人12人、台湾人1人)を全員救助したと発表した。20日ティエンフォンが報じた。
同局によると、乗組員らは中国国籍の戦艦に救助され、その後、タンザニア港に寄港した。乗組員を派遣したインマスコ国際労働力供給社は、領事局および駐タンザニア・ベトナム大使館と協力し、ベトナム人乗組員の早期帰国に尽力するとコメントした。
なお、今年4月、拉致されたベトナム人乗組員から家族のもとに助けを求める電話がかかった際、身代金300万ドル(約2億3700万円)を支払わなければ、全員が殺害されると伝えられていた。