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ハノイ市人民評議会第5回会議が10日、開会した。今会議の重要な議題の一つは、同市人民委員会が提出した2012~2015年期交通渋滞緩和目標達成計画案で、総額1兆9440億ドン(約74億5000万円)が投じられる予定だ。10日付VNメディアが報じた。
同市人民委によると、市内の渋滞状況は以前より改善されており、渋滞地点は134か所から89か所まで減少しているという。この計画案の目標は、2015年までに◇渋滞地点をさらに少なくとも27か所削減すること、◇残りの渋滞地点の渋滞時間を40%削減すること、◇新たな渋滞地点を発生させないこと、など。
目標達成のための方策としては◇交差点200か所でのカメラの設置、◇交差点40か所での単独制御交通信号の設置、◇渋滞状況をリアルタイムで表示できるデジタルマップの設置、◇渋滞情報データベースシステムの構築、◇立体交差橋8本の建設、◇踏切20か所の改良、などを挙げている。