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北中部クアンビン省に多くの中国人が出入りしている。希少な木材を買い占めることが目的で、中部各地で同様の現象が起きている。22日付サイゴンティエップティが報じた。
同省のフォンニャー・ケバン国立公園の保護地域で、3本の黄壇(壇木の一種、学名:Dalbergia tonkinensis)の木が伐採された事件では、逮捕された容疑者が中国人が買い付けに来ていたと証言した。中国人が宿泊していた施設の従業員は、彼らが銃や刃物を所持していたと話した。
ドンハイ市にある3つの製材業者に中国人が足しげく通う様子も確認されている。彼らは結託して、ラオスや国内で違法に伐採された希少な木材を買い集め、中国に輸出している疑いがある。
同省人民委員会のチャン・バン・トゥアン副主席は、必要な書類が揃っていれば合法的な木材であり、外国人にも売買する権利があるとしている。