労働傷病兵社会省およびIOM国際移住機関は29日、ハノイ市ホアンキエム区リータイトー通り41番地にある同省海外労働管理局の1階に、国内初となる在外労働者支援事務所を開設した。29日付タインニエン紙(電子版)が報じた。
同事務所では、◇海外での就職チャンス、◇労働者の海外派遣に関するベトナムの規定、◇各種労働者支援機関、◇在外労働者および帰国後の支援プログラム、などについての情報を提供する。
海外労働管理局のグエン・ゴック・クイン局長によると、ベトナムからの海外派遣労働者数は毎年約9万人に上っている。同事務所の開設は労働者管理の品質向上および労働者の権利保証に寄与すると期待されている。