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国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」アジア太平洋地域委員会は16日、東北部バクザン省ビンギエム寺が所蔵する木版経典を記録遺産「世界の記憶」に認定した。17日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
この木版経典は16~17世紀に彫られたもので、総枚数は3000枚以上。チャン・ニャン・トン王が王位を退いた後に創設したチュックラム(竹林)禅宗の思想が記されているという。
なお、「世界の記憶」はユネスコが主催する3大遺産事業の一つで、後世に伝える価値のある文献遺産を保護することを目的としている。