(C)Saigon times,Cao Nguyen、ヒエップルック合作社の社員 |
中部高原地方ラムドン省ダラット市で今年1月に開催された「ダラット・フラワーフェスティバル2012」に花を納品したヒエップルック合作社の社員らが、いまだに契約金を受け取れていないと訴えている。16日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
ヒエップルック合作社は昨年10月、ダハラ・ダラット社との間で菊の花のバスケット2万個を同フェスティバル実行委員会に納品する契約を結んだ。契約額は2億ドン(約77万8000円)だった。だが同合作社はフェスティバルが終了して4か月以上経った今も、ダハラ社からの支払いを受けていない。ダハラ社は問い合わせに対し、実行委員会からの送金が遅れているためと説明したという。
しかし実行委員会の責任者は、ダハラ社には菊の花の代金として1億ドン(約38万9000円)を支払い済みで、残りの約3000万ドン(約11万7000円)も近日中に支払う予定だと述べている。ダハラ社の事務所は既に引き払われており、電話連絡もつかない状況だ。合作社の社員らは詐欺に遭ったのではないかと気を揉んでいる。