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ホーチミン市で今年2月にプラスチックまたはゴム製の偽コメが発見されたのに続き、ハノイ市の一部の区でも怪しいコメが出現し始めている。3日付ダットベト紙(電子版)が報じた。
ホアンマイ区ティンリエット街区在住の大学生マインさんによると、3月16日にザップニ通りで1キログラム当たり1万4000ドン(約56円)のコメを5キロ購入し炊いてみたところ、通常のコメの香りがせずプラスチックやビニールの臭いがして、食べられるものではなかったという。
炊いたコメはその後4日間放置しても腐らなかった。また、炊く前のコメは、普通のコメより白く粒が大きめで、コメの匂いがしない。このコメのサンプルは現在、保健省食品安全衛生局で検査が行われている。
ホーチミン市で偽コメが問題になった後、農業農村開発省は健康に悪影響を及ぼす恐れがあるとして、偽コメの疑いのあるコメを食べないよう消費者に呼び掛けている。