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保健当局は12日、「ワクチン予防接種の効果と問題点」に関する会議を開いた。その中で、当局は2011年にワクチン接種後に重度の副反応を起こした幼児・児童は7人、この内5人が死亡。死亡した5人の内、2人についてはワクチン接種が原因だったと確認されていると発表した。12日付ラオドン紙(電子版)が報じた。
ベトナムでは現在、無料と有料の2種類の予防接種が行われているが、重度の副反応が出たケースはいずれも無料の予防接種を受けた幼児だった。この無料予防接種は、政府が「予防接種拡大計画」として実施しており、全国の指定医療機関で受けられる。同プログラムで使用する11種類のワクチンの内、10種類が国内で生産されたもの。
なお、政府は2011年、同プログラム向けに2200億ドン(約8億7300万円)を投じている。