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バレンタインデーに愛情を表すギフトとして、富裕層の間では金メッキ加工の“自然”のバラに人気が集まっているようだ。13日付カフェビズが報じた。
ハノイ市では、花、葉、茎の揃った24金メッキ加工のバラが120万~180万ドン(約4500~6740円)で販売されている。花が開いた状態のバラは、咲き始めのバラより見栄えが良いため、20万~50万ドン(約750~1870円)高めの値段設定だ。
ただ、この機会に気持ちを打ち明けようとする人には、蕾みが開きかけている状態のバラに人気がある。咲いた花は落ちるのが早いことから、恋愛も早く終わってしまうという連想を呼ぶようだ。
金メッキのバラは中国から輸入されている場合が多い。品質が気にならないかとの問いに輸入業者は「物質的な意義より、愛情を表すことに意味がある」と強調した。ただし、自然のバラとうたっていながら実際は造花の場合もあるという。