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ハノイ市の10の区と2つの郡で渋滞緩和を目的とした通勤・通学時間調整制度が導入されてから5日が経過したが、市内の各所で新たな渋滞が発生しているという。7日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
6日に開かれた同制度導入状況の評価会議で、ハノイ市警察交通警察課のフイン・タン・ナム氏は、朝から正午にかけての渋滞はほぼ解消したが、夕方には依然として渋滞が起きているとし、これまで渋滞の起きなかったトゥイクエ通り、グエンチュオント通り、フオンマイ通り、リータイトー通り、ファンディンフン通りなどで新たに渋滞が発生していると明らかにした。ナム氏は、各小中学校の終業時間が接近していて、子供を迎えに来る父兄が集中するためと指摘した。
旧正月(テト)が明けてまだ日が浅く、故郷に帰省した学生や労働者らが十分に戻っていないため、時間調整の効果を評価するのは時期尚早だとする声もある。バーディン区人民委員会の代表は、この数日間交通量が以前より減っているが、時間調整だけではなく、路上駐車禁止の徹底、トラックやタクシーの通行規制などの効果によるものとの考えを示した。