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旧正月(テト)が近付いて、ハノイ市の各花市場ではシンビジウムや胡蝶蘭などのテト用の花の鉢植えが並び始めた。シンビジウムと胡蝶蘭の価格は前年に比べ約30%上昇している。1茎60万~80万ドン(約2200~2900円)が平均的な相場で、120万ドン(約4400円)するものもある。11日付ベトナムネットが報じた。
同市タイホー区のクアンバー花市場の店員によると、この時期は富裕層の顧客が取引先や友人らへの贈答用として購入する場合が多く、1鉢数千万ドンのシンビジウムと胡蝶蘭がよく売れているという。この店員は、これまでに1鉢6500万ドン(約23万7000円)のシンビジウムが2鉢売れたと話した。
シンビジウムや胡蝶蘭に特別な意味合いはないが、見た目が豪華で2~3か月もつことから、多くの富裕層に人気がある。去年は天候不順で国内産のシンビジウムの成長が悪いため、テト用のシンビジウムは香港、台湾、韓国からの輸入ものが多いという。
※日本円換算額を修正しました。(2012/01/15 17:15 JST)