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相次いで発生しているバイクの炎上事故に関して、科学技術省標準品質総局はこのほど、ガソリン中に火災を引き起こすような物質はまだ発見できていないと明らかにした。28日付ダットベト紙(電子版)が報じた。
フンイエン技術師範大学のディン・ゴック・アン動力学科長によると、バイクが発火する主な原因は次の3つが考えられるという。▽ガソリンタンクに電気を使用するメーターを設置した場合▽ガソリン自体が帯電している場合▽ガソリン漏れがある場合。一方、ガソリンにアセトンなどの物質が混入されている場合に発火する可能性は低いとしている。
標準品質総局のチャン・バン・ビン副局長は、炎上事故の起きた地方でガソリンのサンプル検査をしているが、まだ異常は見つかっていないとし、引き続きサンプル検査を行う考えを示した。また、全焼を免れたバイクでガソリンタンクとフューエルホースが燃えていないケースがあることから、ガソリン漏れ以外の原因が考えられると指摘している。