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労働傷病兵社会省雇用局によると、年初11か月の失業保険申請件数は前年同期比40%増の31万8000件に上っている。19日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
同局のレ・クアン・チュン局長は申請件数急増の理由について、景気の低迷で倒産・解散した企業が増えた事や、少しでも高い給与を求めて転職した労働者が多い事を挙げた。
また、失業保険の加入者数が2010年の700万人から800万人余りに増加し受給資格のある人が増えている事、ハノイ市とホーチミン市内の環境汚染企業が郊外に移転した事も失業保険申請件数増加の要因となっている。
計画投資省の報告によると、年初11か月に事業登録を取り消された企業の数は7万6317社に上り、全体の12.6%を占めている。また、登録を取り消されていないが、生産活動を停止している企業も相当数に上るとみられている。