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公安省は15日、今年の安全・社会秩序維持活動の業務結果報告会議を開き、大都市での組織的な犯罪が複雑化し増加傾向にあると明らかにした。15日付VNエクスプレスが報じた。
同省によると、今年は3万7000件余りの刑事事件を捜査し、3000以上の犯罪グループを摘発した。また、今年は前年比7.4%増の1万5000件余りの経済犯罪や汚職を摘発した。同省事務局のグエン・ザイン・コン局長は「犯罪グループによる武器を使った、用心棒、暴力の請負、借金取立て、高利貸し、強盗などの犯行が増加している」と述べた。
ダン・バン・ヒエウ公安次官によると、公務執行妨害事件も頻発しており760件以上発生している。このうち警察官に対するものが約200件を占めているという。公安省はこうした事態を受けて、ハノイ市で実施中の機動警察、刑事警察、交通警察の3警察協力モデルをホーチミン市や一部の地方にも導入する計画だ。