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ベトナム食糧協会(VFA)のチュオン・タイン・フォン会長は、5日に開かれた11月のコメ輸出報告会議で、「ベトナムのコメには遺伝子組み換え体は含まれていない」と発表し、安全である事を強調した。5日付ベトナムプラスが報じた。
これは、日本の医薬食品局が10月に実施した輸入時モニタリング検査で、ビックチー食品株式会社のタピオカ入りライスヌードル(フォー)から遺伝子組み換え体(CryIAc)が検知されたと公表した事を発端とする。
これを受けてVFAは、第3標準品質技術センター(Quatest3)に製品と原料のサンプルの分析を依頼、その結果遺伝子組み換え体は検出されなかった。一方、日本の医薬食品局は検知された害虫抵抗性遺伝子組み換え体は「CryIAc」ではなく「CpTI」だったと訂正する通知を出している。
日本側の輸入業者によると、保留されていた貨物のうち安全性に問題がないとされる一部の食品の流通許可が検疫所から得られたという。