サイゴンバス社が8月26日からホーチミン市のベンタイン~チョロン間路線で、圧縮天然ガス使用バス(CNGバス)の試験走行を開始して2か月あまりが経過した。市民からの評判は上々のようだ。1日付VNエクスプレスが報じた。
CNGバスはディーゼルバスに比べ、環境汚染を軽減でき、燃料代も30~45%節約できる。同社が運行するCNGバスは乗降口が低くなっており、高齢者や障害者が乗降りし易い設計になっているほか、自動券売機や意見箱などを設置し、より快適でクリーンなバスを目指している。運転手の接客のよさも好評の要因の一つだ。
CNGバスが運行するベンタイン~チョロン間路線の全長は8.65キロメートル、1日当たりの運行本数は320便で、輸送客数は12万人に上る。