ベトナム科学技術研究所で5日、南中部ビンディン省クイニョン市の海岸に建設中の「国際科学センター」について、科学者や専門家らの間で意見交換が行われた。5日付ダットベト紙(電子版)が報じた。
同センターはクイニョン市中心部から南5キロメートルに位置し、総面積は20ヘクタール。敷地内には、面積2000メートル規模の国際科学会議場のほか、総部屋数100室の4つ星ホテル、スポーツ施設、プラネタリウム、技術教育センターなどが建設される。
センター設立の目的は科学者や研究者に対して、より良い研究環境を提供することにある。センターは2012年中の開設を目指してしており、2015年までには全ての施設が完成する予定。完成後は毎年、多くの国際科学会議を開催し、国内外の科学者が交流できる場として、科学の発展に大きく寄与するという。