中部高原地方ラムドン省ダラット市で17日、同省人民委員会、中央宣伝委員会及び国家IT(情報技術)指導委員会が「政府機関のIT化推進」と題したセミナーを開催した。18日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
国家IT指導委員会は同セミナーにて、「2015年までの行政手続きオートメーション化計画と2020年までのビジョン」を明らかにした。この計画は、政府が発行する公文書を電子化して管理し、発行、受取り、送付に至る過程を迅速化させることを目的としている。
セミナーに出席した情報通信省のグエン・ミン・ホン次官は、「電子政府を推進し、2015年までにITインフラ整備を完了することを目標に掲げている。具体的には、2015年までに首相と地方自治体との会議をすべてオンライン化させ、各種行政手続きもオンライン上で行えるようにする。その他、IC旅券(電子パスポート)の発行も計画している」と述べた。