ホーチミン市商工局はこのほど、同市トゥードゥック区、ホックモン郡、8区にある3か所の市場から廃棄される有機廃棄物を利用したバイオマス発電所の建設を計画していると明らかにした。サイゴンタイムズ紙が報じた。
同局エネルギー管理部によると、当該市場が1日当たり廃棄するゴミの量は50t。この内、有機廃棄物の割合が95%を占めるという。現在はゴミの回収及び廃棄物処理に毎月3億ドン(約100万円)の費用が発生している。
バイオマス発電が実用化されれば、これらの費用が削減されるだけでなく、当該市場へ発電した電気を供給することも可能とされている。バイオマス発電所向け投資額は、1か所当たり300~400万ドル(2億3000万~3億0700万円)。2012年の稼動開始を目指している。