ホーチミン市公安は18日、同市でいかさま賭博を行い、外国人観光客から金品などを騙し取ったとしてフィリピン人5人を詐欺容疑で逮捕した。19日付ファップルアットが報じた。
逮捕されたフィリピン人らは、いずれも観光用ビザで入国し、同市トゥードゥック区ヒエップビンチャン地区の借家に滞在していた。公安は同居していた他の6人のフィリピン人についても、同様の容疑で逮捕状を請求する方針。
公安によると、このグループは手分けして、連日同市中心部でカモとなる外国人観光客に声をかけ、家に誘っては賭博を持ちかけていたという。
公安は、6月に日本人観光客からの被害届けを受けてから、同市中心部でフィリピン人グループの捜査に当たっていた。逮捕時、公安は現金1800米ドル(約14万円)のほか、トランプ、チップなど多数を押収した。