アメリカの戦略国際問題研究所(CSIS)は14日、「南シナ海の安全に関する国際シンポジウム」をワシントンD.C.で6月20日と6月21日の2日間にかけて、開催すると発表した。14日付ダットベト紙が報じた。
このシンポジウムには国内外の政策官僚、専門家、ジャーナリストら80人が参加し、現在、中国とアセアン諸国の間で緊張状態にある南シナ海問題について討論する。
また、シンポジウムに参加するアメリカの東アジア太平洋委員会委員長である民主党のジム・ウェブ上院委員とジェームス・インホフ上院議員は、5月26日と6月9日に同海域のベトナム領海で発生した中国の監視船によるベトナム探査船の妨害事件について、ベトナムの排他的経済水域を侵害する行為だったとコメントしている。