ベトナム人医師が初めて執刀した心臓移植手術の患者が17日、中部フエ市のフエ中央病院を退院した。17日付トゥオイチェー紙電子版が報じた。
患者のチャン・マウ・ドゥックさん(26歳)は約1年前に心臓病と診断され、心臓移植しか治療法がないと言われていた。脳死患者からの臓器提供を受けて、手術は3月1日に行われ、フエ中央病院のダン・ゴック・トゥアン・アイン医師が執刀した。
アイン医師によると、ドゥックさんは術後の経過がよく、移植した心臓も安定しているという。ドゥックさんはアイン医師と同病院に感謝するとともに、心臓を提供してくれた人の墓前に線香を手向けたいと話した。