人口・家族計画化総局は、「2011年~2020年の人口・家族計画」の中で2015年時点の新生児男女比率が女児100人に対し、男児113人の水準を越えないようにすることを目標に掲げた。26日付ハノイモイ紙(電子版)が報じた。
近年のベトナムにおける 新生児女児100人に対する男児の比率は、▽2006年:110人、▽2007年:111人、▽2008年:112人、▽2009年:110.5人、▽2010年:111人――と全体的に見れば緩やかな増加傾向にある。同局によると、現在の新生児男女比率は20年前の中国と同水準になっているという。
なお現在の中国における男女比率は女児100人に対し、男児122.8まで差が開いている。