米ネット検索大手ヤフーはこのほど、ベトナムのインターネット利用者の約88%にあたる1700万人が、同社のメール、チャット、ソーシャルネットワークなどの各種サービスを利用していると発表した。9日付けICTニュースが報じた。
ヤフー・アジア太平洋地域担当のローズ・ソウ執行役員によると、2014年にはアジア太平洋地域で同地域全体の50%に当たる約13億人がインターネットを利用するようになると予測され、なかでもベトナムは同社にとって重要な市場の一つと位置付けられている。
同社は、ベトナムでは今後10年間でさらに1700万人の若者がインターネットを利用し、20歳未満のインターネット利用者が全体の35%を占めると予測、また、こうした若年層は主にソーシャルネットワークやオンラインゲームを利用すると見込んでいる。現在ベトナムでは、560万人が同社のソーシャルネットワーク「Yahoo!360 Plus」を利用している。