ベトナム航空燃料社(ビナプコ)がインドシナ航空(CIA)を相手取り,燃料供給代金の支払いを求める裁判が28日にハノイ市経済裁判所で開かれたが、インドシナ航空の代表団は姿を現さなかった。28日付サイゴン経済紙(電子版が)が報じた。
今回の不出廷について、CIAのハー・フン・ズン社長は、28日に行われた裁判の召集状が届かなかったためとしている。裁判所は、次回の裁判でインドシナ航空の代表が出廷しなかった場合は、不出廷として罰則を課すとしている。
ビナプコに対するCIAの債務は利息分も含め250~260億ドン(約9700万~1億円)に上る。ビナプコはこれまで数回に亘りCIAに対し債務の清算を求める文書を送付したが、回答ないことから、昨年12月にCIAを提訴するに至った。